エコポイント制度について
経済産業省の発表によれば、省エネの効果がある家電3製品の購入者に対して、製品価格の一定割合をポイントとして還元する「エコポイント制度」の経済効果は、産業界全体で約4兆円に達するということです。同省は、たくさんの人が家電製品を買い替えることにより、省エネ家電の生産が増える効果が見込めるので、家電だけでなく電子部品・半導体メーカー、流通業界などの産業にも良い影響があると予想しています。また雇用者も増え、その創出効果は約12万人に上ると試算しました。
経済産業省は、二酸化炭素(CO2)の排出量も年間で400万トンほど減ると分析しています。これは主に消費電力が低下するためで、400万トンというと、家庭の電力使用によるCO2排出量の約4%に相当するそうです。
エコポイントの正式名称はエコ・アクション・ポイントといい、この制度は消費者が温暖化対策型の商品・サービスを購入すると、経済的メリットを与える仕組みです。貯まったポイントは、様々な商品・サービスと交換でき、他のポイントや電子マネーとの交換もできます。
エコポイントを受け取るために必要な書類は、保証書(購入日、購入店、購入製品の品番・製造番号が分かるもの)、 領収書またはレシート(購入日、購入店、購入製品の品番、購入者名が分かるもの)そして家電リサイクル券の排出者控え(リサイクルした方のみ)です。
例えばエアコンだと、冷房能力 によってエコポイント が違います。
3.6kw以上 なら9000 点
2.8kwまたは2.5kw なら7000 点
2.2kw以下なら 6000 点です。
また、買い替えてリサイクルを行う場合は、 更に3000 点が加算されます。
ただ、エコポイントがもらえる期間ですが、2009年5月15日から2010年3月31日までなんだそうです。期間をもうけることで、国やメーカー側が省エネ家電を買わそうとしているのかもしれないという疑問・不満が増えてきそうです。でも、どうせ家電を買うなら、ポイントがたまる時期のほうが得ですから、どうしても皆買ってしまうでしょうね。
家電に関する書籍なら、こちらです。

【送料無料】日経 TRENDY (トレンディ) 2011年 01月号 [雑誌]
posted by furisukii at 00:00|
Comment(0)
|
時事
|

|