修学旅行で一酸化炭素中毒なんて

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旬日記

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2009年06月03日

修学旅行で一酸化炭素中毒なんて



私の場合、小学校の修学旅行は南九州でした。



熊本、鹿児島、宮崎を回る旅で、何のトラブルもなく、一人のけが人もなく帰って来れたのですが、今日の報道を見て驚きました。


大阪から修学旅行に来ていた小学校の先生や生徒、それに消防隊員ら22人が山口県のホテルで一酸化炭素中毒になったそうです。先生や救助中に倒れた消防隊員らは3階にいました。気の毒なのは、旅行に同行していたカメラマンの方が亡くなったことです。


午後5時50分ごろ119番通報があり、県警と消防が一酸化炭素の濃度を測定したところ、午後8時45分現在で300ppmでした。これは頭痛がする程度の数値らしいのですが、約3時間もたっていますから、発生当時はもっと濃度が高かったでしょう。


一酸化炭素は、吸い込むと全身に酸素が行き渡らなくなり、多量に吸い込むと死に至ることもあるそうです。 つまり、何か変だなと感じた直後に体が動かなくなり、もう逃げられなくなったという事でしょう。


何年か前、熊本県の阿蘇山で似たような事故がありました。火口付近でやはり一酸化炭素が発生したのです。私も行ったことがありますが、硫黄の匂いが強くて独特の雰囲気でした。一歩間違えば、自分も被害にあったかもしれないと思うと、運が良かったとしか言いようがありません。


子供たちにとっては、思い出したくない旅行になってしまったでしょうね。亡くなったカメラマンの方は、まだ26歳です。ご遺族の悲しみはいかばかりでしょう。ご本人も、さぞ無念だと思います。






posted by furisukii at 00:00| Comment(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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